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小川の魚
OGAWANO SAKANA

2023.12.10

吉祥寺駅から徒歩約10分。
珍しい川魚専門料理店。本店は八王子。
吉祥寺店は末広通りから少し小道に入ったところにあります。

店内は天井が高くて広々としています。
中央に調理場があり、それを囲むようにカウンター席、テーブル席があります。
全部で約40席。

ほとんどのスタッフが若い外国人であるため、正直「魚を捌くとか、味は大丈夫か?」と疑いましたが、鮮度も良くて美味しかった。

 

巨大水槽から取り出して調理

魚料理といえば鮮度が命ですが、小川の魚は完璧。
店内奥、調理場の後ろに綺麗で大きな水槽があり、大量の岩魚(イワナ)、山女魚(ヤマメ)、虹鱒(ニジマス)などが元気に泳いでいます。

点々があるのが岩魚、筆で太いラインを書いたような模様があるのが山女魚、点々の粒度が細かいのが虹鱒です。

各種料理や巨大水槽などの映像は、下記から視聴できます。
> 小川の魚・YouTube動画

 

写真は川魚の活造り3点盛り。
注文すると、スタッフが青い網で水槽から取り出して捌くので鮮度の良さは言うまでもありません。
メインの岩魚は中央に盛られている薄いピンクの切り身。カンパチのような歯応え、味わいで、食べ応えあり。

 

小さく握ったシャリも添えてあるので、寿司のように切り身を乗せて食べることもできます。

その他は「コイの洗い」「富士の介」。富士の介はキングサーモンと虹鱒を交配させた山梨県のブランド魚です。

 

シメに石焼うなぎご飯を注文したのですが、そのタイミングで持ってきてくれた骨煎餅。
一瞬「うなぎの骨?」と思いましたが、おそらく活造りのときに捌いてくれた岩魚のものでしょう。頭から尻尾まで丸ごとサクサクっといけます。

 

どじょうの唐揚げ

メニューには大分県宇佐市「無泥養殖」と記載があります。
無泥養殖とはその名の通り、泥を使わずに屋内の水槽で育てる養殖技術。なので、独特の泥臭さがありません。
面白いのが「どじょうの唐揚げ」を注文すると、ビクビク元気に動いているどじょうが入ったビンを席まで持ってきてくれるところ。
真っ黒などじょうが瓶から出ようと動き回る姿は気持ちが悪いですが、唐揚げにして食べるととても美味しい。

 

虹鱒せんべい

厨房の中にある大きめのプレス機で、虹鱒をぺったんこにして焼いたもの。
繊細なサクサク感で、驚くほど香ばしい。ビールにぴったりの1品です。

 

各種うなぎの串焼きも楽しめる

うなぎ料理まで楽しめるところが素晴らしい。うなぎは生産量全国1位の愛知県三河一色から直送してきたものを使用。
肉厚の「くりから焼き」は脂ものっていて食べ応えあり。

 

肝焼きは独特のクセがいい。苦味が強く、秋刀魚の苦いところ(わた)を食べているような味わいです。
酒飲みにとっては大好物な味。

 

メニューと価格帯

主なメニューと価格は下記になります。
※内容と価格は変更になる場合があります。

・刺身
岩魚の活造り1260円
川魚の活造り3点盛り1920円

・塩焼き
岩魚、山女魚、虹鱒各840円
活鮎の塩焼き1200円

・うなぎ料理
ひと口かば焼き440円、蒸したて白焼き440円
くりから焼き470円、肝焼き390円
ひれ焼き280円、しっぽ焼き390円、頭焼き330円

・揚げ物
どじょうの唐揚げ940円、虹鱒丸一匹唐揚げ840円

・こだわりの1品
鯉の旨煮740円、うざく980円
どじょうの柳川鍋990円

・その他
石焼うなぎご飯1410円
虹鱒せんべい670円、梅水晶640円
お新香盛り合わせ550円

> 小川の魚メニューPDF

 

今回座った席は店内右手奥のカウンター。目の前に綺麗に仕込んだ串が保管されているところだったのですが、独特な魚の香りが若干ですがしてきました。
途中から気にならなくなりましたが、この香り、苦手な人には厳しいかもしれないのでご注意を。

ADDRESS
東京都武蔵野市吉祥寺南町2-9-13
2-9-13 Kichijoji Minamicho, Musashino-Shi, Tokyo

TEL (12:00-14:30/17:00-22:00)
0422-24-6307
+81-422-24-6307

REGULAR HOLIDAY
月曜日
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発信者:高橋賢司
Webディレクター/吉祥寺 Kichijoji GO!運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店

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