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※内容や価格は変更になる場合があります。参考としてご覧ください。
小川の魚
OGAWANO SAKANA
2025.10.31
吉祥寺駅から徒歩約10分。
珍しい川魚料理専門居酒屋。本店は八王子にあります。
吉祥寺店は末広通りから少し小道に入ったところ。

こちらが外観。木製の看板が重厚感があっていい雰囲気。

店内は天井が高くて広々。
中央に調理場があり、それを囲むようにカウンター席、テーブル席があります。
全部で約40席。
ほとんどのスタッフが外国人であるため、正直「魚を捌くとか、味は大丈夫か?」と疑いましたが、鮮度も良くて美味しかった。
それにしてもスタッフの皆さんが若い。20代くらいの印象だけど接客もしっかり。
岩魚の活き造りを注文すると、客前で捌くところから対応しています。まだ若いのに異国の地で頑張っている。本当に凄いです。

店内右手奥のカウンター。目の前に綺麗に仕込んだ串が保管されています。
巨大水槽から取り出して調理
魚料理といえば鮮度が命ですが、小川の魚は完璧。
店内の奥、調理場の後ろに綺麗で大きな水槽があり、大量の岩魚(イワナ)、山女魚(ヤマメ)、虹鱒(ニジマス)などが元気に泳いでいます。
点々があるのが岩魚、筆で太いラインを書いたような模様があるのが山女魚、点々の粒度が細かいのが虹鱒です。
各種料理や巨大水槽などの映像は、下記から視聴できます。
小川の魚・YouTube動画 >

写真は川魚の活造り3点盛り。(現在、3点盛りはメニューにありません)
注文すると、スタッフが青い網で水槽から取り出して捌くので鮮度の良さは言うまでもありません。
メインの岩魚は中央に盛られている薄いピンクの切り身。カンパチのような歯応え、味わいで、食べ応えあり。
その他は「コイの洗い」「富士の介」。富士の介はキングサーモンと虹鱒を交配させた山梨県のブランド魚。

岩魚の活造り1260円。

小さく握ったシャリまで添えてあるところが嬉しい。寿司のように切り身を乗せて食べることもできます。

シメに石焼うなぎご飯を注文したのですが、そのタイミングで持ってきてくれた骨煎餅。
一瞬「うなぎの骨?」と思いましたが、活造りのときに捌いてくれた岩魚のもの。頭から尻尾まで丸ごとサクサクっといけます。
どじょうの唐揚げが面白い

活どじょうの唐揚げ940円。
以前のメニューには大分県宇佐市「無泥養殖」と記載がありました。
無泥養殖とはその名の通り、泥を使わずに屋内の水槽で育てる養殖技術。なので、独特の泥臭さがありません。

面白いのが「どじょうの唐揚げ」を注文すると、ビクビク元気に動いているどじょうが入ったビンを席まで持ってきてくれるところ。
真っ黒などじょうが瓶から出ようと動き回る姿は気持ちが悪いですが、唐揚げにして食べるととても美味しい。
各種うなぎの串焼きも楽しめる

うなぎ料理まで楽しめるところが素晴らしい。
ひとくち蒲焼490円。美味しいに決まっている定番。

ひれ焼き350円。
表面はシャリシャリっとした繊細な食感と香ばしさ、中はジュワッとジューシー。とても美味しい仕上がり。

肝焼き420円。
独特のクセがいい。苦味が強く、秋刀魚の苦いところ(わた)を食べているような味わいです。
酒飲みにとっては大好物な味。

肉厚の「くりから焼き」は脂ものっていて食べ応えあり。
その他の料理

春巻き(富士の介とチーズ)550円。

石焼うなぎご飯1100円。

肝吸い330円。
川魚の出汁を生かした酒

うなぎの頭酒1合940円。
熱燗の中にうなぎの頭が入っていて、出汁や香ばしさがプラスされています。

飲み干すと、うなぎの頭がしっかり見える。「もうこれ以上、出汁出ません。。」と言わんばかりにグッタリした感じに見えるうなぎ。
活造りには花穂(穂紫蘇)や紅蓼(べにたで)、シャリまで添えてあったり。瓶ビールを注文すると冷たさを維持するための筒状の置き場まで提供されたり、細部にまで気遣いを感じる丁寧なお店。
オススメです。
ADDRESS
東京都武蔵野市吉祥寺南町2-9-13
2-9-13 Kichijoji Minamicho, Musashino-Shi, Tokyo
TEL (11:45-14:30/17:00-22:00)
0422-24-6307
+81-422-24-6307
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発信者:高橋賢司
Webディレクター/吉祥寺 Kichijoji GO!運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店
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