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月島もんじゃ もへじ吉祥寺店
MOHEJI

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※料理の内容や価格は変更になる場合があります。参考としてご覧ください。

2024.11.5

吉祥寺駅北口から徒歩約5分。コピスの向かいにあるもんじゃ焼き・お好み焼き店。
明治4年創業。築地・豊洲市場仲卸直営店で、吉祥寺店が2024年10月10日にオープンしました。
「もへじ」の公式インスタグラムには、吉祥寺店開業の日程は、もんじゃ屋らしく「ジュウジュウ(10月10日)の日」にした、と書かれています。

吉祥寺店は1Fがフルオープン。2F、3Fもあります。

 

高級で美味しい「もんじゃ」

もんじゃ焼きといえば、お手頃価格で気楽に楽しめるイメージがありますが、もへじのもんじゃは高級。
具のない「素もんじゃ」は858円ですが、その他のもんじゃメニューは1600円前後の価格帯です。
高めの価格設定ですが、その分、しっかり美味しい。

 

明太子もちもんじゃ

出汁は鶏ガラ、魚介、香味野菜などからとっていて、海鮮の具材は母体の豊洲市場水産仲卸から仕入れているので鮮度がいい。
写真は名物の明太子もちもんじゃ1848円。明太子の量が凄い。

 

鉄板の上のもんじゃ

焼き始めると鉄板全体に広がりますが、コテでどこをすくっても明太子がたっぷり乗ってきます。
醤油やソースなどを加えなくても塩味、コクがしっかりあってとても美味しい。
ジュワジュワ焼いて出汁の水分が減ってくると、さらに濃厚な味わいになってきます。

この他にもイカ墨、海鮮、和牛すじカレー、豚キムチ、五目など、11種類のメニューがあります。

ちなみに、もんじゃ焼きもお好み焼きもスタッフさんが焼いてくれますが、希望すればもちろん自分で焼くこともできます。

 

お好み焼きメニューもあり

お好み焼きは豚玉、和牛すじ玉、海鮮玉、ミックス玉、モダン焼き、天玉の6種類を楽しめます。

 

豚玉

豚玉1078円。
明太子もちもんじゃと同様に、こちらも具材のインパクトが凄い。美味しそうな脂身を蓄えた大きな豚肉がたっぷり。
小麦粉・薄力粉の量がとても少ないところも特徴的。具材を結びつける最低限の量しか入っていない印象です。

 

豚玉完成

完成した豚玉。
こちらは最後の仕上げをスタッフにやってもらいました。マヨネーズとソースをたっぷり。
ふわふわの口当たり。

 

超美味い鉄板焼きメニュー「いかの丸焼き」

いかの丸焼き

さすが豊洲市場仲卸直営店。季節のオススメメニューにある「いかの丸焼き(肝醤油)1518円」もとても美味しい。
肉厚で透き通ったイカは、見ただけで鮮度がいいことが分かります。

 

鉄板で焼いているいかの丸焼き

鉄板で焼き始めると、さらにぷっくりと厚みが増してきます。

 

いかの肝

この肝の量も凄いの一言。

 

いかの丸焼き完成

仕上げに肝を崩して全体に混ぜていきます。たっぷりの肝醤油とバターを絡めて出来上がり。
よく焼いても、イカのプリプリした食感が全く失われません。

 

興味深い「もんじゃ」の歴史

もんじゃ焼きは、なぜ「もんじゃ」というのか?その理由がメニューに記載されていてとても面白い。
下記の内容はメニューからそのまま引用したものです。

もんじゃ焼きは、江戸時代の浅草で食べ物屋として生まれました。
1819年発行の葛飾北斎の「北斎漫画」にて、小麦粉を水で溶き鉄板の上で文字や絵を書いて、子供達に食べさせていた「文字焼屋」が登場します。
左図は清水晴風「世渡風俗圖會(よわたりふうぞくずえ)」にて、幕末から明治にかけての文字焼屋です。
手前にはがし(ヘラ)と碗がおいてありますが、この時期になると職人が焼くだけでなく、子ども自身も文字や絵などを焼いて楽しむようになりました。

明治時代を経ると文字焼き→もんじ焼き→もんじゃ焼き、となりました。
明治半ばになるとソースやキャベツ、干しエビや天かす、紅しょうが、ネギなどを加えるようになりました。
月島は明治(1892年)にできた町で、月島の駄菓子屋で現在のもんじゃの形に変わっていきました。
現在、月島に100店舗、浅草に60店舗あり、これがもんじゃの2大聖地と言われています。

 

ざっくばらんな感想・クチコミ

訪問日:2024/11/2

kjの顔写真

kj
・料理/盛り付け/器 ★★★★★
「もんじゃ」と聞いて勝手に安いと思ってましたが、もへじのもんじゃは高級。
吉祥寺だと「玉屋 >」、「だるまや >」、「まりや >」などでもんじゃを楽しめますが、もへじが1番高い価格帯。でも、しっかり美味しいので大満足です。
今回注文したメニューの他にも、いろいろ試してみたくなりました。

・接客/雰囲気 ★★★★☆
鉄板でジュウジュウ焼く音が店内中に響いていて、とても活気があります。スタッフさんたちも元気で気持ちがいい。
ただ、テーブルが空いているのに長い時間、並んでいる客が案内されないこともあって。スタッフの人数が少し足りてない感じ。

ちなみにこの建物には懐かしい思い出があって。もへじの前はサンマルクカフェが営業していて、その3Fで毎朝のようにPC作業をしていました。世の中、変わっていくもんです。

ADDRESS
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-9 1,2,3F
1-8-9 Kichijoji Honcho, Musashino-Shi, Tokyo

TEL (11:00-23:00)
0422-27-1900
+81-422-27-1900

REGULAR HOLIDAY
年中無休
24/7

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発信者:高橋賢司
Webディレクター/吉祥寺 Kichijoji GO!運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店

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