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カフェ ロシア
Cafe RUSSIA

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※内容や価格は変更になる場合があります。参考としてご覧ください。

2025.7.14

吉祥寺駅北口からすぐ。ユニクロビルの交差点に面した階段を下りたところにあるロシア料理店。
2007年3月6日オープン。

 

お店に続く階段

この階段を下っていくと、鮮やかなパープルの壁が見えてきます。

 

外観

こちらが外観。

 

店内

店内の壁も同じカラーでとても綺麗。スタッフのロシア語も飛び交っているので異国情緒溢れる雰囲気。もちろん日本人には日本語で話しかけてくれるのでご心配なく。

 

テーブル

テーブルには小さな花が飾られていて可愛らしい。

 

馴染みのないロシア料理を堪能しよう

「毛皮のコートを着たニシン」ニシンとビーツとポテトのミルフィーユサラダ

「毛皮のコートを着たニシン」ニシンとビーツとポテトのミルフィーユサラダ600円。
メニュー名からして素晴らしい。「毛皮のコートを着た」なんて形容詞が超オシャレ。
ビーツの紅色とソースの白がとても綺麗。ナイフを入れるとほろほろっと各食材が解けていきます。
ポテトの味わいがメインで、ほのかにニシンの香り・旨みが後からくる。

 

ボルシチ

ボルシチ700円。
世界3大スープのひとつ。世界3大スープには、「3大スープ」だけどトムヤムクン(タイ)、フカヒレスープ(中国)、ブイヤベース(フランス)、ボルシチ(ウクライナ・ロシア)が該当するそう。
こちらもビーツの紅色がとても綺麗。鶏、豚、牛などの動物性の出汁ではない、ビーツの優しい甘みを楽しめます。あっさり。

 

肉のピロシキ

肉のピロシキ、野菜(キャベツ)のピロシキ各300円。
ピロシキはロシア発祥の惣菜パン。パン生地で具材を包んで揚げたり焼いたりしたもの。
パン生地は厚めで香ばしい。少し硬くて粉感も残してあるような印象。
肉は甘めの味付け。

 

野菜(キャベツ)のピロシキ

野菜(キャベツ)がぎっしり。甘みを感じる優しい印象。

 

サーロとライ麦パン

サーロとライ麦パン500円。
豚の背脂を塩漬けにして発酵させたものがのっています。
なかなかお目にかかれない1品。
パンにオリーブオイルやバターを使うように、スライスした背脂を黒パンに載せるのがロシアでは一般的なのだそう。
メニューには「フランスではラール、イタリアではラルドと呼ばれ古代ギリシア時代から受け継がれる料理」と記載があります。

豚の背脂はプニっとした弾力あり。馬刺しのタテガミのよう。これとゴツい口当たりのライ麦パンの組み合わせは新鮮。

 

シュクメルリ

シュクメルリ(ハーフ)1400円。
ジョージア西部ラチャのシュクメリ村の名物料理。
ジョージアはロシアの南に位置して、西側は黒海に面しています。
骨付きの鶏肉を豪快に丸ごと焼いて、ニンニクとスパイスを加えたミルクソースで煮込んだもの。
鶏肉はしっとりした仕上がり。ミルクソースは担々麺のような胡麻に似た風味も感じる味わい。それにしてもこのボリュームで1400円は安い。

 

シャルロットカ

シャルロットカ550円。
ロシアのりんごケーキ。紅茶のクリームがかけてあります。
生地はしっとりして瑞々しい。ざらっと荒い舌触りが特徴的。

 

ロシア紅茶

ロシア紅茶450円。

 

ブルガリア産ダマスクローズのジャム

ブルガリア産ダマスクローズのジャムも付いてきます。このジャムは貴重だそう。甘さ、バラの華やかな香りがしっかり。
ロシアでの一般的な飲み方は、ジャムを「ジャム入れ」から食べる分を自分のお皿にとって、それを自分のスプーンで食べながら紅茶はプレーンのまま飲むそう。
ジャムを紅茶に直接入れるのを好む人もいるそうです。

 

お酒も充実。ウォッカも試してみては?

カフェロシアはお酒のラインナップも充実。
あまり馴染みのないジョージア、アルメニア、モルドヴァ産のワインや、各種ウォッカも楽しめます。

 

ロシアンスタンダード

ロシアンスタンダード500円。
アルコール度数40%のウォッカ。
旧都サンクトペテルブルグのあるレニングラード州とカレリア共和国の境にあるラドガの水と冬小麦を使った高級ウォッカ。
メニューには「ロシアのスタンダード(基準)とは、ウォッカは40度のアルコールを含む、と帝政時代に規定」されたそう。

冷たい湯気がたつほどキンキンに冷えたボトルから、グラスにいっぱいになるまで注いでくれます。
度数40%なので強烈な刺激。水と交互に飲むことをお勧めします。

 

ブラックベリーワイン

ブラックベリーワイン(125ml)780円。
アルメニア産。ベリーの香りが芳醇。甘味も強めでジュースのよう。渋みなどはほとんど感じません。

 

オボロン、ブドヴァイゼル

オボロン(ウクライナ産)850円、ブドヴァイゼル(チェコ産)850円。
オボロンはウクライナの首都キーウにある国内最大手のオボロン社のプレミアムビール。
昔ながらのヨーロッパの伝統的なビールだそう。
メニューには「ホップを多めに使って苦みを強めた」と記載がありますが、比較的あっさりした印象。
ちなみにオボロン社は、ウクライナプレミアムリーグFCオボロンキーウのオーナー企業でもあるそう。

ブドヴァイゼルは700年の歴史を持つビールだそう。
最高級ホップ、モルト、独自の酵母と地下300mからの良質な水で醸造。これぞビールといった印象のスタンダードな味わい。
それにしてもカフェロシアのメニューは情報が多くて面白い。メニューには「アメリカのバドワイザーはこのビールの名前を勝手に付けたが、チェコの本家に訴えられたため、アメリカ国内では「BUDWEISER」、欧州では「BUD」の名前で販売することになった」と記載されています。

 

ざっくばらんな感想・クチコミ

訪問日:2025/7/11

kjの顔写真

kj
・料理/盛り付け/器 ★★★★☆
どの料理も馴染みがなくて食べるのが楽しい。使用してる調味料なども日本と異なるからか、奥の方に感じる風味なども独特。
お皿も華やかなデザインでとても綺麗です。

・接客/雰囲気 ★★★★☆
接客はノーマル。紫色の店内は異国情緒に溢れてていい雰囲気。デートにも最適でしょう。
意外だったのが1人で食事に来ている人もちらほらいたこと。先客で男性1人。途中から女性が1人、男性が1人で来てました。

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TEL (11:30-22:00)
0422-23-3200
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発信者:高橋賢司
Webディレクター/吉祥寺 Kichijoji GO!運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店

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