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善福寺公園
ZENPUKUJI PARK

2022.7.21

吉祥寺駅から徒歩約20分。
東京女子大の裏にある公園。

自然豊かな公園内には大きな善福寺池があり、下池と上池に分かれ、その周囲に遊び場などが設置されています。
本格的なカメラを携え、公園にいる鳥などを撮影したり、子供たちと虫取りを楽しむ家族の姿なども多く見かけます。

 

ボートも楽しめる上池

2つの中島もある広い上池ではボートも楽しむことができます。
営業日は土日祝日のみで、平日は利用できません。

営業時間は9時から16時50分まで。
30分以内で500円。超過30分まで追加で500円になります。
ボートは手漕ぎと足漕ぎの2種類あります。

利用者はそれほど多くないので、上池をストレスなく移動できます。

 

内田秀五郎(うちだ ひでごろう)像

善福寺公園の中には巨大な内田秀五郎像も立っています。
東京都議、都議会議長などを歴任した政治家で、善福寺一帯を自然美を維持保存するために創設された制度である風致地区としました。

上池エリアの近く、目立たない位置にあるので探してみましょう。

 

善福寺公園の生い立ち

公園の中には「善福寺公園の生い立ち」が記載された看板が建てられています。
下記は内容の抜粋です。

この公園は、多摩川が東京湾に流入して形づくられた隆起扇状地で、武蔵野台地の一部をしめております。
標高約50メートル、西側はほぼ平担な台地で東側は、石神井川・妙正寺川並びに神田川などが、流れ、起伏に富んだ丘陵になっています。
また善福寺池は、三宝寺池・妙正寺池並びに井の頭池と共に武蔵野台地の東側にあって、地底や水辺からの湧水によってできた池である点が、共通の大きな特徴となっています。
なお善福寺の名称の起源については、昔丘の西側に善福寺・万福寺の2寺があり、その1つが池の名となって残ったともいわれています。
ここは、交通の便にめぐまれなかったため、自然の景観がよく保存されていました。その後、周囲の住宅化や近代施設の設置などによって、この風致を保存するために、昭知5年10月都市計画法によって風致地区に指定してこの区域では、建築物その他工作物の築造、土地の形質変更、樹木等・土石の採取、あるいは風致維持に影響ある行為を制限することにしました。
その後昭和32年に東京都市計画公園として決定され、その一部が昭和36年6月東京都善福寺として開園し現在に至っています。

ADDRESS
東京都杉並区善福寺2・3丁目

MAP



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発信者:高橋賢司
Webディレクター/吉祥寺 Kichijoji GO!運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店

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