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もろほし耳鼻咽喉科
MOROHOSHI JIBIKA

2024.6.12

吉祥寺駅北口から徒歩約5分。
吉祥寺通り沿い、三井住友銀行の隣にあるビル3Fにあります。可愛いウサギのイラストが目印。

病院を探す際に、まずはGoogle Mapのクチコミをチェックするのですが、吉祥寺エリアの耳鼻科を確認してみると、どこもかなりネガティブな書き込みがあります。検索エリアを三鷹にまで広げても、高評価の病院がなかなか見当たりません。
ならば自宅から近い耳鼻科へ行こう、ということで、もろほし耳鼻咽喉科を訪問。

 

訪問理由は嗅覚・味覚の減退

耳鼻科に行こうと思った理由は嗅覚・味覚の減退です。
2024年の2月下旬に38度の発熱と重い咳が出ました。熱と咳は数日で治ったのですが、その後に初めて感じるような下記の倦怠感が出てきました。

 

・重力が増えた?と感じるような体の重さ
何をするにも体が重く感じる。

・頭を使う作業に着手できない
単純作業は何とかできますが、体が重くてダルいため、資料や原稿の作成など、少し気合いを入れて取り組まなければならない業務は、なかなか着手できなくなりました。
なんとかPC作業を開始しても、とにかくダルいので集中力が続かない状態に。

 

このような倦怠感を感じ始めた3月上旬、気がつけばいつも飲んでいるコーヒーの香り、味が感じにくくなっていたので、ただの風邪ではなくコロナに感染したのだと推測しました。

※熱は数日で下がったため、倦怠感のために病院には行っておらず、医師からコロナに感染したと診断されたわけではありません。症状からしてコロナに感染したと推測しています。

このような倦怠感は3週間ほどでほぼ改善しましたが、嗅覚・味覚が完全には戻らない。
ネットで調べると嗅覚・味覚については約80%のコロナ感染者が、2週間程度で回復するという情報が多かったのですが、僕の場合は1ヶ月経過しても50%程度しか治らなかったため、耳鼻科に行くことを決めました。

 

もろほし耳鼻咽喉科へ初訪問

電話で予約後、2024年4月12日に初訪問。
先生は60歳前後と思われる女性。元気でハキハキとしていて、下町のお母さんのような印象です。
まずは問診をしてもらい、その後は頭部(副鼻腔)のCT撮影、血液採取をしました。

 

CT撮影の画像

CT撮影の結果は当日のうちに共有されて、血液採取後に確認できました。
モニターに映った自分の副鼻腔エリアの画像を見ながら先生が解説してくれます。
先生が画像にカーソルを合わせてクリックしたまま動かすと、スキャンした画像がそれに合わせて3Dで動きます。
結果としては、若干の炎症が見られるとのこと。

血液検査はすぐに結果が出ないので、次回訪問時に伝えてくれるとのことでした。

 

薬が多くて驚く

薬の説明書

初訪問で処方された薬は下記。今まで健康で滅多に薬を飲まなかったので、こんなに毎日飲んで問題ないのか不安になるほどでした。

・メチコバール錠500ug(朝・昼・晩服用)
ビタミンB12を補う薬

・アデホスコーワ顆粒10%(朝・昼・晩服用)
血液の流れをよくする薬

・ツムラ23当帰芍薬散エキス顆粒(朝・昼・晩服用)
貧血や倦怠感を改善する。動悸を和らげる薬

・リンデロン点眼・点耳・点鼻液0.1%
炎症を抑える薬。こちらは朝と夜の2回、鼻に入れる

 

点鼻液を入れる姿勢

点鼻液を効果的に鼻に入れる姿勢を耳鼻科で教わります。壁に背中をくっつけた状態で、顔だけ30°ほど天井に向ける姿勢。
最初は鼻に液体を入れることが怖くて、恐る恐る注入していました。
痛みはないので、慣れてくるとこの姿勢になってすぐ、ピュッピュッと点鼻できるようになります。
天井側にある鼻の穴に点鼻して、3分程度このままの状態で待ちます。
3分経過したら点鼻液を飲み込まないようにうがいをして、今度は反対側の穴に、同じ要領で点鼻します。

これを朝と晩、1日2回行います。結構面倒。

 

再訪。1週間経っても効果なし

上記の薬の服用と、点鼻薬を毎日続けましたが、1週間経過しても嗅覚・味覚は改善しませんでした。
たった1週間で劇的に改善するとは思っていませんでしたが。
長期戦になりそうだと覚悟しながら、2024年4月19日に再度もろほし耳鼻咽喉科を訪問して、血液検査の結果を聞きました。

結果として、味覚にとって大切な成分である亜鉛が少ないことが判明。
亜鉛の測定値60(基準値80-130)
また、アレルゲン検査結果として「スギ」の測定値が「100以上」で陽性。0-6の陽性段階のうち、最も高い6でした。

この日は私の嗅覚がどのくらい機能しているのかを図る検査を予定していましたが、機器のバッテリーが切れていて、検査できませんでした。
ただ、実感として通常時の50%くらいしかニオイを感じていないのだから、検査をしていたところで、このことを再確認するだけでしょう。
この日も大量の薬を処方されて帰宅することに。

 

嗅覚トレーニングキット

また、もろほし耳鼻咽喉科に嗅覚トレーニングキット(ユーカリ・レモン・クローブ・ローズの4種類の香りがするスティック)も販売していたので、こちらも念の為に購入。
朝・昼・寝る前に両方の鼻の穴に近づけて、それぞれ4回ずつゆっくり吸ってニオイを嗅ぎます。

 

大便の臭いを感じたい

もろほし耳鼻咽喉科を2回目に訪問した際に、1ヶ月後に予約をして医院を出ましたが、後日キャンセルしました。
改善しておらず、薬も全て使い切っていないので、訪問しても薬を処方されるだけで終わりだと思ったからです。時間がもったいない。

それにしても、毎日感じていた自分の大便や尿のニオイを一切感じなくなって1ヶ月以上が経過しました。
料理の香り・味などは50%程度感じるのですが、普段臭くて不快に思っていたニオイなのに、いざ長期間、一切感じなくなると、なんだか寂しいものです。
引き続き、嗅覚トレーニングなどを続けて、回復に努めていこうと思います。

 

発症から3ヶ月。苦味と塩味を強く感じる

ニオイや味を感じにくくなってから3ヶ月が経過した5月下旬、徐々にですがニオイも味も感じるようになってきました。60%-70%くらいは感じることができている、といった印象です。
また数日の間ですが苦味と塩味を強く感じることがありました。
普段から電子タバコを吸っているのですが、ひとくち吸った瞬間から今まで感じたことのない苦味がします。さらに食事をしていても塩味を強く感じるようになりました。

この数日は何を飲んでも食べても美味しくなかったのですが、鼻に変化がおきているので、改善の期待感を持ちました。

 

さらに改善してきた。あともう少し

発症から3ヶ月とちょっと。6月上旬。
苦味と塩味を強く感じるようになってから数日すると、これらの異常な感じ方は治っていって、味覚・嗅覚がかなり改善していることに気がつきました。
発症直後はハチミツを直接舐めても、ぼんやりした甘さを感じる程度でしたが、この頃には甘さ・香りをある程度鮮明に感じるようになってきました。とても嬉しい。

でもまだ発症前の状態にまでは戻っていません。鼻・舌に薄い膜が張っていて、感じることができていないニオイ・味が15%くらいある感覚です。

また症状に変化が出てきたら更新します。

ADDRESS
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-7-4 丸二清水ビル3F
1-7-4 3F Kichijoji Honcho, Musashino-Shi, Tokyo

TEL (9:00-12:00・14:00-17:30/WEEKEND:9:00-14:00)
0422-20-4133
+81-422-20-4133

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発信者:高橋賢司
Webディレクター/吉祥寺 Kichijoji GO!運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店

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