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※内容や価格は変更になる場合があります。参考としてご覧ください。
寿司常(大阪)
SUSHI TSUNE
2026.10.9
南森町駅3号出口から徒歩約5分。天神橋筋商店街、大阪天満宮近くにある寿司処。
ミシュランビブグルマン掲載店。
バッテラ発祥の店
江戸の握り寿司に対して、関西では箱や木枠で作る押し寿司も多い。その中で最も大衆的なものがバッテラ。食べたことはないけど、聞いたことはある、という人も多いのでは?
寿司常は1891年(明治24年)に創業し、そのバッテラを考案したお店。
3代目店主が1度暖簾を降ろしましたが、初代・中恒吉さんの玄孫(やしゃご)にあたる富美子さんと結婚した、石川里留さんが4代目を継いで再び開店。
とても貴重なお店なのです。
ちなみに4代目の石川さんは大阪寿司の老舗、箱寿司が名物の「吉野寿司」(天保12年創業)の職人だったお方。腕は折り紙つき。

こちらが外観。

バッテラの由来、バッテラを作るための舟形の寿司型が飾られています。

店内はL字型のカウンター席のみ。7人座ったら満席になります。
予め電話で予約しておくのがオススメ。
復活させた昔ながらのバッテーラ
バッテラを作る型はもともと舟形でしたが、押しやすい箱型に変わり、角の立った四角い寿司になりました。
呼称も「バッテーラ」から、いつしか「バッテラ」が一般的になり、現在に至ります。
ですが、4代目が店を復活させるにあたり、バッテラの形を昔ながらの舟形に戻し、呼称もポルトガル語のバッテーラ「bateira(小舟)」に戻すことにしました。
あえて作りにくい非効率な型に戻してバッテーラの当初の姿を保存する心意気。素晴らしいの一言。

こちらが木製の舟形の寿司型。
ここにコノシロ(成長したコハダ)の身とご飯を詰めて作っていくのが伝統的なバッテーラ。

コノシロは淡白で、味の濃いサバにもできる、とのことだったのでサバで作ってもらいました。
サバのバッテーラ3400円。
巻物、小鉢、赤だし付き。
サバの上には白板昆布がのっています。
最高級のだし昆布の1つである真昆布の表面を削ってとろろ昆布を作りますが、その過程で残った芯の部分。その白板昆布を甘酢漬けにしたもの。
これがあることで旨み、コクが一層深くなる。

4代目がバッテーラを作っているところを見ると、体重をかけて米を型に押し込んでいるようでしたが、仕上がりはフワッとした印象。キリッとした酢の酸味が気持ちいい。
とても美味しい。

手まり膳4500円。
綺麗に丸くした寿司が6種類と巻物。
手まり寿司は京都発祥。舞妓さんは食事をするときに、化粧が崩れるので大きな口を開けることができない。なので手まり寿司にして食べやすくしたそう。
実際のサイズはもっと小さいそう。
こちらもフワッと握ってあって崩れやすいので、ガリに醤油を付けてネタに塗るのがオススメ。

バッテーラにも手まり膳にも着いてくる小鉢のかぼちゃ豆腐。
彩もとても綺麗。
とても貴重で美味しい寿司を堪能できるお店。
4代目・大将の石川さんも親切なので、気持ち良く食事を楽しめます。
ADDRESS
大阪府大阪市北区天神橋2-4-3
2-4-3 Tenjimbashi, Kita-ku, Osaka-shi, Osaka
TEL (11:00-14:00 ランチ営業は金・土・日のみ/ 17:00-21:30)
06-6351-9886
+81-6-6351-9886
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吉祥寺在住の吉祥寺食べ歩き人。ときどき西荻・三鷹・中央線・全国の美味い店を発信 / 食べ歩き過ぎてLDLコレステロール値ハイスコア更新して悩み中 / 趣味は映画・昼飲み・木鉢会所属蕎麦処巡り
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