荻窪駅南口から徒歩約5分。バンダイナムコが入居するビルの向かいにあります。
ご夫婦で営む居酒屋で、2023年5月オープン。

こちらが外観。

杉玉が綺麗に飾ってあります。それにかかっている木札には店名の「ててて」の文字。

店内はカウンター8席、店内奥には4人席のテーブルも2つあり。

美味くて綺麗。大満足の料理

ててての料理は美味しいだけでなく盛り付けまでとても綺麗。器のセンスも本当にいい。
1品1品出てくる度にワクワクしてしまうほど。

造り（刺身盛り合わせ）5種2人前3500円。
この日は本鮪、鯵（あじ）、すずき、あずきはた、松川かれい。
紅蓼（べにたで）、塩、山葵まで綺麗に盛り付けてあります。

〆鯖とクレソンサラダ950円。
〆鯖だけでなくシャキシャキのクレソンの存在感もしっかり。ときどき口の中に入ってくる赤い実（おそらくピンクペッパー）のプチッとした食感と芳香もいい感じ。
サラダでここまで美味しいと感じることはなかなかない。

白子の昆布締め焼き1200円。
白子の瑞々しさ、焼きの香ばしさ、昆布の風味が一体となって美味いの一言。

れんこんまんじゅう蟹あんかけ1000円。
彩がとても綺麗。透き通る蟹あん、その中にあるれんこんまんじゅう。どんな味わいなのかワクワクしてくる。

シャキシャキではなく芋の食感に近い仕上がりにしてあるれんこんまんじゅう。これが上品な出汁を吸い込んでジュワッとくる。ときどき口の中に入ってくる銀杏の香りとツルッとした食感、蟹肉の風味で最後まで食べ飽きない。

日向鶏唐揚げ1000円。
美味しくないわけがない鶏の唐揚げ。ジューシー。

手打ち蕎麦800円。
〆に蕎麦を食べることができる幸せ。

塩むすび（ぬか漬け付き）440円。
メニューには「女将の父が育てたあきたこまちを使用」と書いてある。こういうところもほっこりくる。おにぎりのありがたみが倍増。

ゆきの美人（秋田）正一合1200円。
こんなお猪口を初めて見た。ゆきの美人を注いだら、光の屈折で木製のカウンターにダイヤのような綺麗な影。素晴らしい。

店名、料理、器、お猪口まで、隅から隅まで丁寧でセンスの良い店。
ミシュランビブグルマンに選出されるもの近いのでは？

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発信者：高橋賢司
Webディレクター／吉祥寺 Kichijoji GO！運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店

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