2023.7.16
吉祥寺駅北口から徒歩約15分。
大正12年創業の老舗そば処。現在は4代目の清田泰允さんが暖簾を守っています。
和風の店内にジャズが流れる独特の雰囲気。テーブル席だけでなく座敷スペースもあります。
壁には日本酒の銘柄が毛筆で描かれたメニューがズラリ。肴にうってつけの1品料理も充実しているので、夜になるとお酒を楽しむ常連の姿も多くなります。
中清の蕎麦
北海道、長野、福井、山形、埼玉、群馬、栃木などの産地別に打ち分けています。
店先には「今日の生粉。茨城県筑西市常陸秋そば」など、産地を記載しています。
・さとそば
玄そばをそのまま粉に挽いてうった色黒の田舎風そば。香りとコシの強い野性味のある味わいが特徴。
・あずまそば
色が白く上品で繊細な風味。ほのかな甘みも特徴。
「さとせいろ」は上記の通り、そばの香りとコシが強い。その他の冷たい蕎麦のメニューも力強い喉越しを楽しめます。食べ応えあり。
また、豚肉入りのカレーを付け汁として楽しむ北極カレー南ばんなど、ユニークなメニューも提供しています。
丼メニューも充実
蕎麦の他にもカツ丼、天丼、カレー丼など、ボリューム満点の丼メニューも充実。メニューには丼名のみ記載されていますが、小さいサイズのかけ蕎麦、小鉢も付いてきます。
不定期で落語寄席も開催
中清では店内に小さな高座を設置し、不定期に落語の寄席も開催しています。
もともとは吉祥寺在住の落語家・三遊亭橘也(きつや)さんが、中清に掛け合って実現したもの。その後も交流は続き、落語の後には中清のお蕎麦とお酒を観客と共に楽しむのだとか。

2011年に武蔵野市の自宅で亡くなった詩人・清水昶が、中清の常連だったことが記されています。
また、店内には俳優・舞踏家である麿赤兒(まろあかじ)の舞台のポスターも貼ってあります。

ADDRESS
東京都武蔵野市吉祥寺本町4-4-15
4-4-15 Kichijoji Honcho, Musashino-Shi, Tokyo
TEL (11:30-22:00)
0422-21-2891
+81-422-21-2891
REGULAR HOLIDAY
水曜日
WEDNESDAY
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