東銀座駅から徒歩約5分。GINZA SIXの裏エリアにある寿司処。
2020年12月5日オープン。

B1に続く階段を降りて木製の扉を開けると、L字の立派なカウンター席があります。
カウンターは全部で12席、個室も2部屋（5名席、4名席）あり。

メニューは平成生まれの若き大将が握る、お任せコースのみ。
お任せコースは1人23000円、 ランチ握りおまかせコースは10000円です。

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※料理の内容や価格は変更になる場合があります。参考としてご覧ください。

職人技を見ながら寿司を堪能

席に着いたらまずは飲み物を注文。その後はテンポ良く寿司が提供されてきます。
大将が握る姿を目の前で見ることができるので、カウンター席がオススメ。
シャリとネタを合わせていく際の指や手のひらの使い方がとても滑らかで、握りが出来上がっていく職人技を見るのはとても楽しい。

優しい雰囲気で圧迫感のない大将なので、緊張せずに寿司を堪能できるでしょう。

握りは10貫。ちょうど良いボリューム

この日のお任せコースの握りは下記の10貫。
ぶり、赤貝、マグロの赤身、スマガツオ、ホッキ貝、中トロ、牡蠣、イワシ、大トロ、うに。

味はもちろん、ネタには繊細に包丁が入れてあるので、舌触りも気持ちいい仕上がりです。
シャリの量も少なすぎず多すぎず。最後まで美味しく味わうことができるボリューム感。

中トロの後には、脂がたっぷりのったメカジキのステーキ。とろけるような感触。

最後はキンキの焼きをのせたご飯、トロたく巻き、お味噌汁とデザートで締めくくります。

好みが分かれそうな店のスタイル

銀座でカウンターで寿司を食べるのは特別なこと。
何日もリサーチをして、意を決して予約して、緊張しながらお店に行く人も多いでしょう。
銀座なら寿司が美味いことはもはや当たり前。あとはお店の接客や雰囲気で満足感が大きく異なってきます。

それでいうと、昇ではネタの産地、寿司へのこだわりなど、大将が多くを語らずに黙々とコースを進めていきます。
大将との会話などを特に求めていない人にとっては最適なお店です。

一方で、私としてはもう少し大将から寿司の「売り」などを聞きながら食べることができたら満足感がさらに増すのに、といった感想です。過剰に喋りかけられるのも嫌ですが。

銀座鮨・昇にしかないようなスタッフ同士の規律ある掛け声、やりとりなど、何でもいい。
ここがユニークだった、と思える「昇スタイル」を感じるような体験がいくつかあると、なお良かったかもしれません。

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発信者：高橋賢司
Webディレクター／吉祥寺 Kichijoji GO！運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店

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