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※料理の内容や価格は変更になる場合があります。参考としてご覧ください。
2024.12.25
吉祥寺駅北口から徒歩約10分。
東急百貨店の裏エリアにある喫茶店。1985年オープン。
ダークブラウンで統一されたシックな店内にはクラシックが流れ、絵画・美術品なども飾られていてとても綺麗。
4人掛けのテーブル席が7つ、カウンター7席があります。
カレーセット1500円。サラダとドリンクが付いてきます。
名物のカレーは創業当時から変わらないレシピで作られています。
口当たりはサラサラ。スパイスが効いていて濃厚です。大きな鶏肉とジャガイモが入っているのが武蔵野文庫のカレーの特徴。
モーニング限定10食のホットサンドは350円でとてもお得。
分厚いトーストに切り込みを入れて、たっぷりの玉子とカレー風味のツナが入っています。
ハムトースト700円。
茶房サンド800円。
スモークハムとカレー風味のツナが入っています。
焼きリンゴ800円。
秋から期間限定で販売されます。
リンゴの芯を抜いて、レーズン、ラム酒、ザラメを入れて焼き上げてあります。
茶房ババロア530円。
プルプルの食感が気持ちいい。レモンには甘いシロップのようなものがかけられていて、レモンの爽やかな風味も感じます。
武蔵野文庫で使用している食器は、内閣総理大臣賞など多くの賞を受賞している「小石原焼(こいしわらやき)」のもの。
独特な幾何学的な模様が特徴で、重厚な雰囲気がありながらとても軽くて使いやすい。
店内の入口付近にコーヒーカップ、箸置き、薬味入れなど、実際にお店でも使用しているデザインと同じものも販売しています。
武蔵野文庫で購入したコーヒーカップとソーサー。
模様はただ描かれているだけでなく、わずかに凹凸も付けてあります。重厚感がありながらとても繊細な仕上がり。
カップもソーサーも食洗機で洗えてしまうところも二重丸。
オーナーの日下茂さんは、もともとは早稲田大学正門近くにあった喫茶店「早稲田文庫」で長年働いていました。
「早稲田文庫」を経営する老夫婦が閉店すると、日下さんは受け継ぐ形で吉祥寺に「武蔵野文庫」を開店。1985年のことです。
店内の吊り棚には多くの文庫が格納されていますが、これらは「早稲田文庫」から譲り受けたものだそうです。
※毎日新聞1996年2月9日発行号より一部引用
ちなみに武蔵野文庫が営業している建物の2Fには、かつてスタジオジブリが入居していました。
ここで宮崎駿監督の「天空の城ラピュタ」などが制作されています。
訪問日:2024/12/25
kj
・料理/盛り付け/器 ★★★★★
カレーは早稲田文庫時代からのレシピで作られていて、具材はゴロッとしたジャガイモと鶏肉のみ。今どきの映える盛り付けではないですが、小石原焼のお皿に盛られていると重厚感があっていい感じ。ちなみにらっきょ・高菜・紅生姜3種の副菜が盛られている器も小石原焼のもの。
これからも流行りの盛り付けなどにしないで、このままのカレーでいて欲しい。
・接客/雰囲気 ★★★★★
歴史を感じる店内の風合いは、そろそろ文化財的な価値が出てきてる感あり。
「天空の城ラピュタ」が大好きなので、上階で働いていた宮崎駿監督も、ここで一服してたんだろうなぁ、などと思いを馳せながらカレーを食べてます。
ADDRESS
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-13-4
2-13-4 Kichijoji Honcho, Musashino-Shi, Tokyo
TEL (10:00-21:00)
0422-22-9107
+81-422-22-9107
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発信者:高橋賢司
Webディレクター/吉祥寺 Kichijoji GO!運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店
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