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くぐつ草
KUGUTSUSO

2024.4.26

吉祥寺駅北口のダイヤ街にある喫茶店。昭和54年開店。
入口はダイヤ街沿いにあり、狭くて暗い階段を下りた地下にあります。

 

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※料理の内容や価格は変更になる場合があります。参考としてご覧ください。

 

まるで洞窟のような空間

くぐつ草の店内

扉を開けるとまるで洞窟のような雰囲気。非日常的な空間が広がっています。
思わず触れてみたくなるゴツゴツとした壁面は凄いの一言。壁の一部がくり抜かれていて、その中にドライフラワーなどが飾ってあるなど、とにかくオシャレです。

 

木製のサイコロ

店内にさりげなく置いてある小物など、細かなところにまで凝っていて手作りの温もりを感じます。
テーブルには木製のサイコロのようなものが置かれていて、店名が刻印されていたり、他の面には「ブレンドのおかわりは500円です」などと書かれた皮がネジで留めてあります。ただ紙に書いて壁に張るのではなく、薄い皮に書いて木製のサイコロにネジで留めているのです。この手間を想像すると凄い。感心します。
伝票の裏には珈琲へのこだわりが書いてあるなど、とにかくあらゆるものの細部にまでこだわっているお店です。

 

食事メニューも充実

オムカレー

コーヒーなどのドリンクだけでなく、カレーや各種トーストも楽しむことができます。
写真はオムカレー。ふわふわに仕上げた玉子と、飾り包丁を入れたウィンナー付き。見た目も鮮やかでとても綺麗。辛さ控えめで誰でも楽しめる味わいです。

 

カップトースト

カップトーストは複雑に巻き上げたトーストの中に具材を入れて焼き上げたもの。サクっとして軽い食感が楽しい1品。
玉子、ピザ、カレーミートの3種類から選べます。軽食にピッタリ。

 

高い珈琲も試してみては?

公式サイトによると、くぐつ草の珈琲はオールドコーヒー(よく実った良質なコーヒー豆を2年以上自然乾燥させて熟成したもの)を使っていて、ネル使用のドリップ式で注いでいます。

どれもお値段高めで、ブレンド珈琲は1杯850円なのですが、さらに高い珈琲もあり。
スペシャルデミタスは1400円。メニューには「コーヒー通の方へ。3杯分の豆をぜいたくに使っています」と書かれています。
ハワイコナ・エクストラファンシーは1800円。世界三大コーヒーのハワイコナの最上級グレードを使用。コナ特有の甘い香り、上品な酸味を楽しめます。

 

「くぐつ草」店名の由来

「くぐつ」を漢字で書くと「傀儡」。日本の中世から近世にかけて、人形芝居などを披露しながら諸国を旅した芸能集団のこと。
そして江戸時代の寛永12年(1635年)に旗揚げされた歴史ある江戸糸あやつり人形劇団「結城座(ゆうきざ)」の劇団員が開店し「くぐつ草」と名付けられました。

現在では吉祥寺を代表する喫茶店の1つとして認知されています。

 

ざっくばらんな感想・クチコミ

訪問日:2024/4/26

kjの顔写真

kj
・料理/盛り付け/器 ★★★★☆
盛り付け、器、小物など、くぐつ草にあるものは全てひと工夫あって面白い。
現在は禁煙ですが、タバコが吸えていた頃は、灰皿にも「くぐつ草」という文字がプレスされていました。
こだわりが凄いです。

・接客/雰囲気 ★★★★★
重厚感ある洞窟のような内装は唯一無二。素晴らしい雰囲気です。
入口付近にピンクの電話が置いてあるのですが、本体と受話器がコードで繋がっている昭和のもの。オブジェとして置いてあるのだと思っていたら、2024年4月26日訪問時には実際に電話が鳴って、しかもベルの音が昔ながらの「チリリリン」。感動しました。
店内は広いですが、スタッフさんが常に気を配ってくれているので、手を挙げればすぐに注文をとりにきてくれます。

ADDRESS
武蔵野市吉祥寺本町1-7-7 島田ビルB1F
1-7-7 shimada Bld.B1, Kichijoji Honcho, Musashino-Shi, Tokyo

TEL (10:00-22:00)
0422-21-8473
+81-422-21-8473

REGULAR HOLIDAY
年中無休
24/7

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発信者:高橋賢司
Webディレクター/吉祥寺 Kichijoji GO!運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店

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